2022年7月29日にKDDIは7月2日の大規模な通信障害にて影響を受けた3655万人のユーザー全員に一律200円を返金すると発表しました。
今回は、KDDI通信障害の補償は格安SIM(楽天モバイル、UQモバイル、povo)も対象なのかどうか、2種類の返金補償、補償総額はいくらかなどについてまとめてみました。
早速行きましょう!
KDDI通信障害の補償は格安SIM(楽天、UQ、povo)も対象?
- 8月中旬に返金対象者が発表される為、まだ不明
- 通信障害を受けた契約者全員が対象になる為、格安SIMも対象となる可能性大
まず結論から言うと、通信障害の補償対象者についてKDDIから公式に発表されるのは8月中旬頃とされる為、格安SIMのユーザーが返金の対象になるかどうかは分かりません。
しかし、今回の発表で通信障害を受けた3655万人の契約者全員に一律200円を返金するとのことだったので、格安SIMのユーザーも対象となる可能性は高いと思われます。
楽天モバイルやUQモバイルやpovoもKDDIの通信システムを利用しているため、通信障害の影響を受けた方も多いのではないでしょうか?
ネットを中心に世の中が回っていると言っても過言ではない今の時代にスマホが使えなくなるのは不便でしたよね汗
どうして通信障害が起きてしまったのかどうかについての記事も書いているので、良かったらご覧ください。


KDDI通信障害の返金補償には2種類ある!
- 通信障害の返金には「約款返金」と「お詫び返金」の2種類がある!
- 「約款返金」対象者は音声とデータ通信両方「全く繋がらない状態」が24時間以上続いたユーザー
- 「お詫び返金」対象者は通信障害期間中にスマホ等を契約していた全ユーザー
まず「約款返金」ですが、こちらは通信障害の期間中に24時間以上連続して全ての通信サービスを利用出来なかったユーザー271万人が対象となります。
補償内容は、契約の料金プランの基本使用料の2日分相当額を請求額から減算するとのことです。
こちらの約款返金は条件があるので対象となる方は限られてきますね。
次に「お詫び返金」ですが、こちらは通信障害の期間中にスマートフォン、携帯電話、ホームプラス電話を契約していた全てのユーザー3589万人が対象となるようです。
補償内容は、現在契約している請求額から200円(税抜)を減算するというものです。
こちらの返金額は200円ですが、通信障害が起きた2022年7月2日時点で契約していた全てのユーザーが補償の対象なので、ほとんどの方が当てはまるのではないでしょうか?
一人一人の単位で見れば200円は正直少なく感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?汗
しかし、3589万人が対象となるので総額は相当なものになるでしょう。
KDDIが負担する補償の総額はいくら?
- 「お詫び返金」のみで73億1000万円
- 「約款返金」と「お詫び返金」の総額で75億円以上
今回の通信障害の影響を受けた全てのユーザー3655万人に対して「お詫び返金」として200円を返金するとのことですが、単純に3655万円×200円をしてみたところ、合計73億1000万円となりました。
それに加え、「約款返金」の対象者271万人の返金額を足すと返金総額は合計75億円以上となるそうです!
正直、最初は「返金200円って微妙」と思ってしまいましたが、こうして合計額を見ると「KDDIさん太っ腹」と思い直しました笑
今回の補償内容に対してのSNSでの反応はどうなのでしょうか?
KDDI通信障害の補償についての反応

今回の障害復旧に不眠不休で対応したであろうエンジニア達にその73億円を臨時ボーナスとして支給してあげてほしい。

200円て!笑 コンビニでお菓子買えるな〜 KDDIの会議で、よし!200円でいこう!ってなったの想像すると面白い^^

200円!?とおもうなかれ、トータルで約72億円の賠償である 200円くれなくていいから、72億の投資金で今回問題となったVoLTeにかわる新しい技術の開発をしてくれ。未来に投資してくれ

もし、どうしてもユーザーに配るのなら、抽選で1億円を72人に配るか、1,000万円を720人に配ってくれたらauへの乗り換えを検討します^^
皆さん、200円の返金より今回の通信障害を再び起こさないように投資として会社に使って欲しいという意見が多いですね!
しかし、KDDIさんは同じ事態にならないように原因追求を続けていらっしゃるようなので、頂けるものは有り難く頂いておきましょう^^
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